Avid は数々の賞を受賞したAvid VENUE™ | S6L ライブサウンドシステムファミリーの⼤幅な拡張を発表しました。3 機種の新しいコントロールサーフェス、1 機種の新しいエンジン、2 機種の新しいI/O ラックです。
モジュラー性能と拡張性により、どのようなサイズ感の演⽬にも合致するフレキシビリティで、スペースの問題や、ご予算に応じて、VENUE | S6L は業界唯⼀無⼆の100%ソフトウェア、ハードウェア、ショー・ファイルの互換性がすべてのシステム・コンポーネントで保証されたライブサウンドシステムです。
Avid VENUE | S6L はモジュラー式のライブサウンドミキシングシステムで、様々なアプリケーションにおいて、クラス最⾼レベルの機能を実現します。それはコンサートツアー、フェスティバル、クラブ、劇場などのFOH コンソールとして、あるいはモニターコンソールとしてだけでなく、放送局や教会設備、企業イベントなどでも、その機能性を発揮します。
VENUE | S6LはAvidにとって大きな成功を収めた製品です。業界標準となったAvid VENUE ProfileとVENUE SC48システムを凌駕し、最高のツアー、教会、劇場公演等で世界中で採用されています。S6Lの差別化された機能セットと独自の性能により、同クラスの他のコンソール追随を許しません。そして、今回、S6Lのこの機能・性能を様々な新製品に適用することにいたしました。
将来のシステムを検討する際には、設計手法に注意を払ってアプローチします。 VENUE | S6Lは、モジュラーアーキテクチャを採用して開発されました。そして、このモジュールアーキテクチャで、同じビルド品質、安定性、オーディオ品質、ソフトウェア、ワークフロー、機能を備えた新しい価格帯のS6Lを開発することを検討してきました。これは、新しいコンソールに、長年のS6Lの開発投資を生かすことを意味します。
このコンセプトは、Avid Live Soundの設計手法の中核です。これを統合プラットフォーム戦略と呼んでいます。
これにより、S6Lファミリーを新しい価格帯の製品に拡張し、S6Lからの100%再利用で構築された新しいサーフェス、エンジン、I/Oラックを導入することで、すべての新製品に単一のハードウェアとソフトウェアのアーキテクチャが活用できます。
その結果、すべてのデバイスが相互に互換性があり、相互運用性がある単一のプラットフォーム上で、一貫性のある統合された製品ポートフォリオが実現します。ソリューションは、中規模からエンタープライズレベルまで拡張します。
Avid Connect、NAB、Pro Light + Sound 2018で、S6Lプラットフォームを新しい価格帯と機能に拡張する次の6つの新しいデバイスを発表します。
VENUE | S6L-24C
24フェーダーのこのコントロールサーフェスは世界中で大成功を収めたVENUE | Profileコンソールの後継機種の位置づけになります。フェスティバルの卓として最適なこのサーフェスは、E6L-144エンジン、Stage 64ステージラックと合わせるとProfileシステムと同等のプライスポイントでシステムアップできます。勿論上位のS6L-32Dや24Dサーフェスと同じワークフローをサポートしており、E6Lエンジン全種、I/Oラック全種との接続をサポートしています。
各システムは、品質の低下はありません。 S6L-16Cシステムは、最大のS6L-48Dシステムと同じ音質、ユーザーインターフェイス、I/O接続性とビルド品質を持ち、ショー・ファイルは製品ライン全体で互換性があります。
S6Lファミリーのこの大規模な拡張について、非常に興奮しています。これらの新製品は今年の後半に出荷を開始する予定ですが、NABとProlight + Soundのショーを始めとして、世界中のイベントにご注目ください。 Avid Live Soundチームは、プロトタイプのシステムで、可能な限り多くのパートナーにお会いし、販売の準備をしていきます。
最後に、ツアー、イベント、設備のためにS6Lシステムを導入されたお客様、過去2年以上にわたり重要なアドバイス、要望、機能の提案などフィードバックをいただいた皆様に心から感謝を申し上げます。製品チームは、最もパワフルで、最高のサウンドで、使いやすいライブサウンドシステムの開発に力を注いで参ります。