式典のためのアレンジとそのプロセス:ジョン・ミーハン、式典、音楽制作、記譜のための編曲

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式典にかかわる作曲家やアレンジャーのためのSibeliusブログへようこそ! 前回、カスタマイズされたテンプレートを作成し、そこにサウンドを割り当てることについて書きました。 今回は、アレンジを始めるにあたってのプロセスについていくつか書いてみたいと思います。 マーチングバンドのために編曲するときに最初にやらなければいけないこと1つは、作品の中にアレンジする素材を入れていくことです。 あなたが編曲する音楽の中には、オリジナルであるものもあれば、スコアがないものもあるでしょう。その場合は、録音から書き起こす必要があります。とはいえ、ほとんどのものはスコアや楽譜などから編曲することになるでしょう。

 入力する前にはこのようなプロセスにしたがっています。

  • ソースになる録音を聞きながらスコアを読み、主要なリハーサルマークに時間を書き込みます(これは、スコアを研究し、後にダイナミクス/アーティキュレーション/和声を参照する際に役立ちます)。
  • 入力すべきセクションを決めます(使わない部分を入力する必要はありません)。
  • 入力するセクションの中で重ねる部分を決めていくので、ユニゾンは何度も入力する必要はありません。
  • 入力するセクションの中でコードが特定できるので、コードは、一行ずつではなく、一度に入力することができます。

入力の準備ができたら、まず、テンプレート全体で拍子が変わるところを設定することをお勧めします。 これにより、音符を入力しながら拍子を変更していくより、はるかに時間が節約できます。 前回のブログでも触れましたが、拍子記号を指定するときに連桁をカスタマイズしてください。入力して(アレンジして)いくと、連桁が思ったとおりになります。 さて拍子が入ってスコアが準備できました。 私はスコアを、手で持つ必要はないけれど、すぐに見られる場所に置いておくのが好きです。 両手を自由にすることで、1)コンピュータのキーボードからショートカットで入力し、 2) MIDIキーボードからも入力することもできます。両方を使うことで入力時間を大幅に短縮しワークフローを改善できます。もしもコンピュータのキーボードだけで入力すると、プロジェクトにより時間がかかるでしょう。

編曲プロセス全体を通して、特に入力後に使用する1つのテクニックは、「エクスプロード(拡散)」機能です。低音のブラスセクションに三和音を入力したとします。それぞれをコピー&ペーストしてから不要な音符を(一つずつクリックして削除するか、削除フィルターを使用して)削除することもできますが、それでは永遠に終わりません。 エクスプロード機能では、単純に行をコピーして(Mac: commandcWin: Ctrlc)すべての3つの譜表(図1)でその部分を選択してから、commandv Win: Ctrlv)を使用して貼り付けるのではなく、shiftcommandvWin: ShiftCtrlv)を使用します。 こうすると、オプションの上部から「エクスプロード」を選択する「アレンジスタイル」ボックスが表示されます(図2)。 [OK]をクリックすると、一つの和音から構成された楽譜(図3)が表示されます。

「エクスプロード」機能には、いくつかの注意点があります。拡散する前に、コードを望むように転回しておくことで作業時間を大きく短縮することができます。 また、3つの譜表に貼りつける場合に、4和音や5和音が混じっていると、拡散した際に、1音と2音のパートに分かれてしまう場合があります。

歳を取ると、視力の問題があります。拍子が変わるところを見つけるのは以前のように簡単ではありません。 そこで、大きな拍子記号を入力する方法を簡単にお教えしましょう。

大きな拍子記号

望むとおりの見え方にするためにはちょっとした作業が必要になります。

  • リボンで「外観」に移動し、「記譜ルール」をクリック(ショートカットはMac: shift + command+eWin: Shift + Ctrle)。 そこから「拍子記号」を選択し、「拍子記号(巨大)」を選択します。 ここで「テキストスタイルの編集」を選択し、フォントを「Opus Big Time Std」に、行間を100%に変更します。「スコア内のサイズ」でいろいろ試してみてください。私は30あたりが好きです。[OK]をクリックしてOK …
  • 再度「外観」から「デザインと位置」に移動し、右下付近の矢印(デフォルトの位置)をクリックします。 「テキストスタイル」が選択されていることを確認し、スクロールダウン(または「t」を押してスキップ)し、「拍子記号(巨大)」を選択します。 ここでは、「譜表からの垂直位置」ボックスで異なる数字を試してみてください(両方が同じであることを確認してください)。数値を「2」に設定するのが好きです(マイナスの数字も機能します)。 [OK]をクリックします。
  • 最後に、「外観」で「大譜表オブジェクトの位置」を選択します。 ここでは、拍子の変更が固定されている譜表を選択できます。 私の場合はだいたいフルート、アルトサックス、トランペット、そして一番低い金管楽器を選びます。 もちろん、あなたに最適な編成を見つけてください(最大5種類まで)。

このブログがお役に立てば幸いです。またお話する機会があればと思いますが、そろそろ仕事に戻ることにしましょう!

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John Meehan has been making mistakes with notation programs since the late 1980’s. John is the brass caption head and arranger for the 18 time D.C.I. world champion Blue Devils Drum & Bugle Corps, and lives in the Northern California Bay Area with his wife, 3 daughters, and 2 rescue dogs.