2020年はどんな年だったでしょうか?良いことも悪いこともありましたが、正直、良いことはあまり多くなかったかもしれません。本当にひどいこともありました。しかし、素晴らしいこともありました。Media Composerの最新リリースもその1つだと思います。今年を締めくくるために、最もエキサイティングな機能のいくつかをご紹介できることを嬉しく思います。
この最新リリースと共に、休日を祝い、素晴らしい新年を迎えましょう!
究極のスピードと使いやすさでオーディオをミックス
新しいオーディオミキサーを使用すると、ダイアログ、サウンド、音楽を、これまでになく素早く簡単にミックスすることができます。最新のチャンネル・ストリップ・レイアウトは、ミキサーウィンドウのサイズを変更したり、位置を変更したりするときに、可視性の優先度に基づいて、コントロールを表示または非表示することができます。トラックエフェクトを他のスロットにコピー、ペースト、移動したり、ファストメニュー項目をキーボードにマッピングしたり、マスターフェーダーに常にアクセスしてミキシング作業を加速できます。
H.265コンテンツをデコード、エクスポート
HEVC(High Efficiency Video Coding)ビデオ(別名H.265)を直接使用することで、AVC(H.264)と同じかそれ以上の品質を提供しますが、ファイルサイズは最大50%小さくすることが可能です。つまり、Media Composerで直接、携帯電話やGoProカメラ、その他のコンシューマーデバイスでキャプチャされたH.265ビデオファイルを開いたり、リンク、再生、編集することができます。さらに、H.265メディア*をエクスポートすることも可能です。
魅力的なタイトルとテキストをより簡単に作成
Titler+には、テキストと移動の2つの新しいモードが含まれるようになり、あらゆる種類のテキストの作成が、非常に簡単にできるようになりました。テキストモードでは、任意の場所をクリックして入力し、その場所にテキストレイヤーを作成し、いつでも戻って編集することができます。移動モードに切り替えると、テキスト自体を編集することを恐れることなく、テキストレイヤーを移動したり、その属性を変更したりすることができます。
新しい機能強化と改善により、編集が簡単に
最新のMedia Composerは、ユーザー様が多く望まれている機能リクエストを含む、多くの新機能を提供します。
- フローティングパネルにツールをドッキングして、ウィンドウを構成および整理し、希望通りにレイアウトするために、より多くの自由度をご提供します
- コンテンツを1つのビンからサイドバーの他に開いているビンに、ドラッグ・アンド・ドロップします
- ビンの新しい輝度スライダー、カスタムのビューアーとタイムラインの背景色を設定する機能などを使用して、インターフェースをさらにカスタマイズします*
- AAFシーケンスで新しく参照されたメディアファイルのみをエクスポートし、メディアの重複を取り除きます*
- ACES CLFおよびCDLファイルのサポートで、ACES仕様への準拠に対応します*
- シーケンスをMOVまたはMP4フォーマットにエクスポートする時に、カラースペースを変更でき、異なるカラースペースでコンテンツを配信します*
- バックアップまたは別のシステムに取り込むために、別の場所にユーザープロファイルのコピーを公開して保存します*
- PhraseFindおよびScriptSyncで、インドネシア語、オランダ語、タガログ語、スウェーデン語がサポートされました*
- インポートされたマットキーとクラシックタイトルを、クロスフレームレートを含む他の解像度にトランスコードします*
組織のワークフローをより細かく制御できます(Media Composer | Enterpriseのみ)
必要なデバイスを見つけるために、長い [Send to Playback](STP)メニューを検索する必要はありません。最新のMedia Composer | Enterpriseで、管理者は、チームメンバーに表示されるSTPターゲットを指定できるようになり、人的エラーを減らすことができます。管理者は、グループまたは個人レベルでのMedia Composer | PhraseFind、ScriptSync、Symphony、NewsCutterへのアクセスを有効または無効にすることもできます。
2020年にクールに「さようなら」を言って、最新のMedia Composerを今すぐ入手してください。
* 印は、MediaComposer | Firstを除く、すべてのMedia Composerバージョンでサポートされる機能です