Media Composer v8.7リリース!新機能紹介 – Sony XAVC LongGサポート、タイトルとマットキーのマッチフレームなど

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Media Composer v8.7がリリースされました。最新バージョンには、Sony XAVC LongGサポート、オーディオ・デフォルト・パンの機能追加、タイトルとマットキーのマッチフレームなど、多数のユーザーからリクエストされていた機能が実装されています。アプリケーション・マネージャーから今すぐ最新バージョンを入手いただけます。

本内容は、What’s Newドキュメント(PDF)でもご覧いただけます。

 


Media Composer v8.7 に追加された新機能は以下の通りです。

  • リストツールの変更
  • オーディオデュープ表示
  • オーディオパンチインの延長
  • Sony XAVC LongG
  • セーフエリア、セーフタイトルの新しいオプション
  • FrameFlexのローテーションプリセット
  • ARIB B67カラースペースを「Hybrid Log Gamma」へ名称変更
  • スプリットビュー表示トラックの選択
  • Timecode Burn-inエフェクトのLocal Frame Countの追加
  • オーディオ・デフォルト・パンの機能追加
  • クリップ情報のショートカット
  • ビン機能の改良
  • タイトルのマッチフレーム

 


 

リストツールのアップデート

複数シークエンスのカットリストやチェンジリストを作成することができます。

複数シークエンスのカットリストの作成

リストに読み込まれた2つ以上のシークエンスを元に、その順番に情報を付加してまとめた1つのリストを作成します。

複数のシークエンスからカットリストを作成するには:

  1. [ツール] メニュー > [リストツール]を選択します。
    リストツールが開きます。
  2. [リスト]ボタンを押し、[コラム表示] [Tabbed Lists] [Webリスト] [XML]等のカットリストの出力フォーマットを選択します。
  3. ビン内でCtrl+クリック (Windows) または Shift+クリック (Macintosh)して複数のシークエンスを選択し、[シークエンス]ペインにドラッグ&ドロップします。

4. 必要なオプションを[リストオプション]から設定し、[プレビュー]ボタンをクリックします。

シークエンスを読み込んだ順番にカットリストが作成されます。

複数のリールをまたいだチェンジリストの作成

比較可能なシークエンスを読み込ませると、各カットに対応した連続したリストが作成されます。リールナンバーを元にした比較を作成することができます。

選択したオプションにより、リールをまたいで、下記の一般的なチェンジカテゴリーのリストが作成できます:

  • 新しい素材の追加
  • 必要のない素材の削除
  • 編集の先頭か末尾に行われたトリミング
  • あるクリップの削除または挿入の結果としてのクリップの移動
  • シークエンスの変更されるべきではない部分に関するオプション情報

各リールに対する個別のリストを作成し、同時にすべてのリールをまたいで複製されたショットを記述したデュープリストを作成することもできます。以下に、その方法を説明します。

 

リールナンバーの使用

リールナンバーを使って複数リールに対するチェンジリストを作成するときは、以下の点をご確認ください:

  • 比較する両シークエンスは、旧バージョンと新バージョンの両者でまったく同じリールナンバーを持っている必要があります。
  • 比較する両シークエンスは、ビン内の[Reel]カラムにリールナンバーを入力されていなければなりません。
  • リールナンバーは[Sequence 1.1] [Sequence 1.2]…のように、連続していなければなりません。
  • 旧バージョンと新バージョンは、リールナンバリングと同じ数だけ必要です。必要があればリールと合わせるためのダミーのシークエンスを作成してください。

 

リールナンバーを使ってチェンジリストを作成するには:

  1. リールナンバリングと同じ数だけのシークエンスを準備します。
  2. プロジェクト内のすべての旧バージョンシークエンスをCtrl+クリック (Windows) または Shift+クリック (Macintosh) します。(すべてのシークエンスは異なるリールを示す必要があります)
  3. 選択したすべてのシークエンスを[古いシークエンス]ペインにドラッグします。

4. 新しいシークエンスについて上記-3.を実行し、[新しいシークエンス]ペインにドラッグします。すべてのシークエンスは異なるリールを示し、古いシークエンスと対応するリールIDを持っている必要があります。
5. 必要に応じてAltキー(Windows)またはOptionキー(Macintosh)を押しながらシークエンスを[シークエンス]ペインにドラッグし、リストにシークエンスを追加します。
6. 必要なオプションを選択し、リストを作成します。

 

オーディオパンチインの延長

シークエンスの最後やOut点を越えてオーディオパンチインを行うことができます。

オーディオパンチインを延長するには:

  1. タイムラインにシークエンスを開きます。
  2. [ツール]メニュー > [オーディオ パンチイン]を選択します。

3. [Stop at end or at mark out]の選択を外します。
4. Recordボタンをクリックして、パンチインを開始します。録音中はRecordボタンが点滅します
5. 追加で録音が必要な場合は、再度Recordボタンをクリックします。Out点やシークエンスの最後は無視し、録音を続行します。停止ボタンやスペースバーを押して再生を停止するまでは、何度でも録音を再開できます。録音された音声は、タイムライン上の録音が行われた場所に配置されます。
6. 停止ボタンをクリックするかスペースバーを押して再生と録音を停止します。
録音された音声には自動的に名前が付けられ、オーディオクリップとして保存されます。必要があればクリップ名を変更してください。

 

オーディオトラックとデータトラックのデュープ表示

デュープ表示(タイムライン上で同じシーンが使われている場所の表示)の機能が、オーディオトラックとデータトラックでも使用できるようになりました(以前はビデオトラックにのみ有効でした)

デュープ検索を有効にするには:

  1. タイムラインにシークエンスを開きます。
  2. タイムラインファストメニューから[デュープ表示]を選択します。

シークエンス上の、(オーディオ、データを含めた)同じクリップの同じ場所が使われている箇所に対し、クリップの上部に線が表示されます。

Sony XAVC-LongGフォーマットサポート

Sony XAVC-LongGフォーマットをサポートしました。Media Creationおよびリンクで、下記のフォーマットがサポートされています。ご使用には最新のSonyプラグインが必要です。詳細はhttp://www.avid.com/plugins/ama-pluginsをご確認ください。

各プロジェクトフォーマットで、以下の解像度がネイティブサポートされています。

Sony XAVC-LongGを使用するときは、Media CreationダイアログでEncoding ProfileとしてSony XAVC-LongGを選択してください。

セーフエリア、セーフタイトルの新しいオプション

Grid設定に、セーフエリア/セーフタイトルの規格としての、RP-2046 (safe area 93%、safe title 90%) および EBU R95 (safe area 96.5%、safe title 95%) の設定が追加されました。

FrameFlexのローテーションプリセット

ソース設定のFrameFlexタブに、右90°回転、左90°回転のボタンが追加されました。

Hybrid Log Gamma カラースペース

波形モニターのプリセット名をARIB B-67からHybrid Log Gammaに変更しました。

この変更は、ソース設定のカラー転換ウインドウやプロジェクトのカラースペース設定等、アプリケーション全体に渡って行われています。

スプリットビュー表示トラックの選択

コンポーザー設定のマルチカメラタブに、再生ボタンを押したときスプリットビューにどのトラックを表示するかの設定が追加されました。V1またはモニターしているトラックのどちらかを選べます。

Timecode Burn-In エフェクトの Local Frame Countの追加

以前のリリースでは、開始フレームを1に設定することができました。このリリースではどんな数にでも設定できます。この値はビンのFrame Count Startカラムにも反映されます。

オーディオ・デフォルト・パンの機能追加

オーディオミキサーのクリップモードに2つの新しいメニューを追加しました。設定されたパン情報をコミットしたり、デフォルト値と同じだった場合に削除したりすることができます。

例えばAudio設定のデフォルトパンの値がセンターに設定されていて、オーディオミキサーから[Commit Default Clip Pan on Track]を選択した場合、その後デフォルトパンの設定を変更しても設定をコミットしたクリップのパンは影響を受けません。[Remove Default Clip Pan on Track]は、クリップの現在のパン設定がデフォルトパンの設定と同じだった場合、その設定を削除します。ここでパン設定を削除すると、その後デフォルトパンの設定を変更した場合にクリップのパンも影響を受けます。

クリップ情報 のショートカット

クリップ情報のショートカット Alt+Ctrl+I が追加されました。1つまたは複数のクリップを選択してAlt+Ctrl+Iを押すと、クリップ情報がコンソールウインドウに表示されます。クリップ情報をテキストとして保存したい場合に便利です。

ビン機能の改良

以下のビン機能が改良されました。

Set Default Bin View

新しいビンを作成したときの、デフォルトのビンビューを設定できます。

ロックされたビンに対する自動保存時のメッセージを無効にする

[Skip prompts to save locked bins on Auto-Save]オプションをOnにすると、ロックされたビンに対する自動保存時のプロンプトメッセージが表示されなくなります。

このオプションを選択すると、以下のようなメッセージが表示されます。

(注意!このオプションを選択すると、ロックされたビンのオートセーブ時にプロンプトが表示されなくなります)

 

アクティブなビン以外のすべてのビンを閉じる

[ウインドウ]メニューから[Close All Bins But Active]を選択すると、現在選択されているアクティブなビン以外のすべてのビンを閉じます。

タイトルとマットキーのマッチフレーム

シークエンス上にタイトルやマットキーがあるとき、オリジナル素材とのリンクを維持し、マッチフレームできるようになりました。これは、Media Composer v8.7以降で作成されたタイトルやマットキーに対してのみ有効です。シークエンス上でタイトルを変更したり再作成したりした場合は、新しく作成されたメディアが呼び出されます。

タイトルやマットキーにマッチフレームするには:

  1. シークエンスを開きます。
  2. マッチフレームしたいタイトルやマットキーがある場所に、ポジションインジケーターを移動します。
  3. トラックセレクターパネルで、マッチさせたいクリップがあるトラックを選択します。
  4. 以下のどれかを実行します:
  • マッチフレームボタンをクリックします。
    ソースクリップがソースモニターに読み込まれます。それまでに打たれていたIn/Out点は削除され、現在ポジションインジケーターが存在するフレームに新しいIn点が打たれます。
  • マッチフレームボタンをAlt+クリック (Windows) または Option+クリック (Macintosh)します。
    ソースクリップがソースモニターに読み込まれます。それまでに打たれていたIn/Out点は維持されます。
  • マッチフレームボタンを Alt+Ctrl+クリック (Windows) または Option+Command +クリック(Macintosh)します。
    タイトルやマットキーのソースクリップがソースモニターに読み込まれます。

注意: この機能はv8.7以降で作成したタイトルとマットキーでのみ有効です。以前のバージョンで作成したタイトルやキーでは、マッチフレームは実行できません(必要なメタデータが存在しません)。以前のバージョンで作成したタイトルやマットキーを8.7で使用したり、再作成したりすることは問題ありませんが、マッチフレームさせたいときは、そのタイトルやマットキーをv8.7のシークエンス上で再編集してください。

 


 

【参考情報】

Media Composerのご購入: Avid販売代理店
Media Composer 日本語ドキュメントおよびチュートリアル
Media Composer v8.7 日本語What’s Newドキュメント(PDF)
Media Composer製品ページ(avid.com/ja)

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As a Field Marketing Specialist for Japan, APAC, it is a great pleasure for me to share exciting stories about Avid in Japan.