MediaCentral | Editorial Managementで今のポストプロダクション・ニーズに対応

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ネットに接続されたテレビやモバイルデバイスの増加と、手頃な高速ブロードバンドの普及により、4K/UHDコンテンツは急速に普及しています。ポストプロダクション・スタジオは、4K/UHDに向けてスキルと設備を整えています。しかし、今日のポストプロダクションをこれまで以上に難しくする要因は、それだけではありません。

処理時間は、依然として大きな課題です。高解像度コンテンツでも番組予算はあまり変わらない以上、4倍のデータを配信するのに4倍の時間を掛けたくありません。ストレージ容量も4倍必要になります。

しかし、余り良く知られていないデジタル時代の副作用は、ポストプロダクションに影響を与えています。撮影量が圧倒的に増加し、撮影率は急上昇しています。例えば、2015年公開のジョージ・ミラー監督の大ヒット映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、撮影時間480時間で240:1の撮影率です。30分以上上映時間が長い『地獄の黙示録』(1979)と比べると、2.5倍以上の撮影率(95:1)です!(出典: VashiVisuals)

映画は、多くの中小規模ポストハウスの定番である、台本無しのリアリティTVと比べると、とんでもない代物です。安価なデジタル収録と記録メディアにより、撮影率はさらに増大し、時には400:1にもなります。

今日のエディターにとって非常に大きな課題は、メディアが増えれば増えるほど、モノを探す時間が増えるということです。クリエイティブな世界において、「アセット管理」は、味気のない退屈な言葉です。しかし、メディアや利用可能な容量を管理するだけでなく、インハウスのコンテンツ検索エンジンとして機能することからも、今日のポストプロダクション・ワークフローには欠かせません。

Media Composer は、長年にわたって、堅固なメディア管理の評判を確立してきました。しかし、その周囲で成長してきたアセット管理システムは、常にポストプロダクションよりもブロードキャスト制作に適していました。大規模な施設では新たな操作ツールを学ぶためにスタッフ・トレーニングに投資することは無理のないことですが、一般的にフリーランスの人材を多く雇う小さなポストハウスにとって、エンタープライズMAMは、あまりフィットしませんでした。

オープン性と統合性を高めたMediaCentralプラットフォームの開発により、Avidは、より現代のポストプロダクションのニーズに合ったモジュールを開発する機会を得ました。それが、MediaCentral | Editorial Managementです。このモジュールの独自性は、これがエディターにとって非常に親しみのあるコンセプトである「ビンで共有するプロジェクト」を基に構築されている点にあります。

 

Avid MediaCentral | Editorial Management

MediaCentral | Editorial Managementは、特に小規模チームのニーズに合わせて設計されていますが、ビジネスの成長に伴い、最大25ユーザーまで拡張することができます。Avid Media Composerワークフローにコラボレーション機能の強化をもたらすだけでなく、ファイル管理の幅を広げます。

スピードと使いやすさが全てです。操作は、Media Composerを知る人には慣れた操作です。完全改良されたインデックス作成スキームにより、共通のプロジェクト及びビンから、それらが開かれていない場合にも、高速で検索して、Avid NEXIS からビンへメディアを高速で追加します。

マーカーを検索、クリップの名前を変更、クリップにコメントを追加することができます。Avid以外のメディアをブラウズして、ビンにリンクすることもできます。また、音声検索も加えました。メディア・ライブラリでサウンド・バイトを検索する時間を削減します。時間を大幅に削減するこの機能を甘く見てはいけません。エディターが取り戻す時間は、プロジェクトに創造性をつぎ込む時間にもなるし、遅れずに子供を学校へ迎えに行く時間にもなります。

MediaCentral | Panel for Media Composer

MediaCentral | Editorial Managementは、最初からAvid NEXIS共有ストレージと緊密に統合するよう開発されたため、インストールや構成が簡単に行えます。ラーニングカーブは最低限に抑えられています。MediaCentral Coreインデックス作成エンジンとサービスは、Avid NEXISに格納された全てのプロジェクトとメディアを追跡するので、チーム全員が利用可能なものをリアルタイムで見ることができます。何より、アシスタント・エディターは、Avid NEXISのフォルダを管理し、エディターのために事前にビンやフォルダを作成して、プロジェクトの素晴らしいスタートを切ることができます。

MediaCentral再生アーキテクチャの大きな利点の1つは、プロジェクトを準備しているプロデューサまたはアシスタントエディタがMediaCentral | Editorial Managementにwebクライアント経由で接続できることです。これは、遠隔地から、自宅から、または旅行中でもクリップにアクセスできることを意味します。 Avid NEXISに直接接続する必要はありません。

新たなMediaCentralエコシステムの開発は、Avid最大のエンジニアリング・プロジェクトであり、設計上、多彩なコンテンツ制作環境に拡張されます。Avidの中心的なポストプロダクション・カスタマ―・コミュニティにとっての潜在的なメリットは、これまでのどの仕事よりも多くの映像を扱う時でも、ワークフローを合理化して、スムーズかつ効率的な制作を実現します。MediaCentral | Editorial Managementはプロダクション制作のあり方根本から変えます。

制作でシンプルにコラボレーション

Avid MediaCentral | Editorial Managementで、ファイルベースの編集ワークフローに運用しやすいパワフルなアセット管理機能を追加します

アビッドテクノロジー株式会社、マーケティング・マネージャー。アビッドのイベント情報、ユーザー事例、ソリューションなどを紹介していきます。