Park Studio、Avid Pro Tools | S6導入でデジタルとアナログの統合制作ワークフローを実現!

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既存のアナログ・ワークフローと完全統合可能なオーディオ制作環境を目指していたスウェーデンのPark Studio (パーク・スタジオ)は、スタジオの中枢コンソールとして、モジュール式万能型コントロール・サーフェスAvid Pro Tools | S6を選択しました。

 

スタジオ設計の第一人者であるIngemar Ohlssonがコントロール・ルームをデザインし、1977年にAcke Gårdebäckが開設したストックホルムのパーク・スタジオは、2004年に、スウェーデンのロックグループ「ケント」とABBAのポーラー・スタジオでインハウス・エンジニアを務めたステファン・ボーマンの手に渡りました。

パーク・スタジオのCEO兼テクニカル・アドバイザーであるボーマンは、アリス・クーパー、デフ・レパード、Dozer、バックストリート・ボーイズ、シック、バート・バカラック、ケント等と仕事をしてきました。

 

パーク・スタジオで制作された数多くのケントのアルバム以外にも、Salem Al Fakir、ヘラコプターズ、Erik Hassle、カメラ・オブスクラ、69 Eyes、Hives、The Solution、バックヤード・ベイビーズ等のアルバムを担当しています。

 

「ここでは、どんなものもできる限り受け入れます。多くの場合、ロックやポップミュージックの制作を行っていますが、ビデオやテレビ番組、コマーシャルも制作します」とボーマンは話します。

 

「今では、どれも同一線上にあります。ほとんどが大手レコード会社の仕事ですが、自主制作のアーティストや独立系ビデオ制作者等の仕事も受けています。」

 

アナログ・ユーザー、デジタル・アダプター

2004年にボーマンとケントがスタジオを手に入れた時、東京にあったEMIスタジオから来た60チャンネルのNeve V3を含む数々の録音機器を装備すると同時に、最新のデジタル機器も導入して、スタジオを刷新しました。
「テープとラージ・フォーマット・コンソールで育ってきた古い世代ですが、90年代にデジタル・ワークフローが普及し始めた時には、真っ先に導入しました。ですから、どちらの世界にも馴染があります」とボーマンは話します。

「ほとんどのミキシング作業で、ヴィンテージ・アナログ・ハードウエア機器を使用しています」と彼は説明します。

 

「今でも、アナログのコンプレッサー、EQ、リバーブ、そしてアナログ・サミングも好んで使用します。これらの機器は、主にサウンドに色付けしたい時に使用しますが、閃いたときや全体の印象を整える際にも使用しています。音楽の制作やミキシングには、遊び心やインスピレーションが非常に重要であるというのが私の信念です。年代物のギヤに音を通すと五感が刺激されます。何よりサウンドが素晴らしいのです!」

 

今年、スタジオはストックホルムのパートナーDeluxe Musicの手を借りて、Avid Artist Suiteの最新レコーディング・コンソールAvid Pro Tools | S6への投資を含む新たな拡張を行いました。このモジュール式コントロール・サーフェスは、業界で最もオープンかつ効率的なメディア用統合プラットフォームへのアクセスを強化するだけでなく、優れた人間工学による高性能なコントロール環境を提供しています。

 

「長い間、細部まで管理できるミキシング方法を探してきました。マウスでのミキシングから離れて、直感と筋肉の記憶に頼るやり方に戻りたかったのです。何もかも、マウスでするやり方ではなく、スクロールせずにただフェーダーを掴み、ハードウェア・インサートを調整して、プラグインにはハードウェア・ノブを使うやり方です」とボーマンは説明します。

“ ラージフォーマットのアナログ・コンソールの側から来た者としては、思い通りに簡単にモジュールをアレンジできることや、もっと大きなデスクへ簡単に拡張できる自由さが気に入っています。”

Avid Pro Tools | S6サーフェスには、12.1インチの角度調節可能なマルチタッチのタッチパネルやノブ等の操作によりシステム全体に素早くアクセス可能なMaster Touchモジュールが含まれており、様々な側面からミキシングをコントロールすることができます。このシステム全体への素早いアクセスこそ、ボーマンがS6を選んだ大きな理由であり、メディアの作成、配信、最適化に適した最も包括的なツールとワークフロー・ソリューションを提供するというAvidが目指すものの中心となります。

 

「私自身は、Avidの柔軟性とあらゆるものに素早くアクセスできる利便性が気に入っています。S6コンソールでは、様々な方法で大規模なセッションを扱うことができます」と彼は話します。

 

「近頃では、200チャンネルを超えるトラック数のセッションも珍しくありません。そのようなサイズのセッションの場合、プロジェクトに集中するには、それらの概要を素早く捉え、正しく構成を把握できることが重要になります。スクロールして、1つのトラックを探すのに多くの時間を費やしたくはありません。探すのに長い時間を費やせば、計画がくるい、求めていたものを失うことになりかねません。」

 

「私たちは、自分たちにとって扱いやすいサイズである32チャンネル、9ノブの構成からスタートしました。ラージフォーマットのアナログ・コンソールの側から来た者としては、思い通りに簡単にモジュールをアレンジできることや、簡単にもっと大きなデスクへと拡張できる自由さが気に入っています。あらゆる開発者に門戸を開いたプラットフォームなので、今後、どのような機能がモジュールとして出現してくるのか、楽しみです。」

 

根拠ある提案

Avid Pro Tools | S6への投資は、より柔軟なスタジオ設備環境実現の一環であり、将来を見据えたスタジオ全体改修と同時に行われました。

 

「今スタジオは、対等な3パートナーで運営しています。ビデオやフォト業界出身のパートナーは、様々な興味深い可能性を提案してくれます。その結果、私たちは新たなレーベルを立ち上げることになりました。」

“ S6コンソールでは、様々な方法で大規模なセッションを扱うことができます。”

「スウェーデンの一流業者の手によって、新たなコントロール・ルームと制作室ができました。また、スタジオの上の大きなホールを使用して、録音設備を拡大しました」とボーマンは続けます。

 

「雰囲気ある天井高6m、150㎡の部屋で、セッション、ドラム、ストリングスの録音が可能になります。音楽、ビジュアルのあらゆるものをインハウスで提供することができます。1つの場所で何もかも利用できるというのは、本当に刺激的です!」

 

ボーマンは、新しいスタジオ構成においてAvid Pro Tools | S6が、その「要」の存在であると考えています。

 

「私たちは、ハイテクと従来のローテクの間の最適なバランスを求めていました」と彼は話します。

 

「中核にS6を配し、十分な装備で全てが最新のワークフローにフィットするヴィンテージ・スタジオです。そのコンセプトの中では、あらゆるものを、簡単に呼び出せるということは必須だったのです。」

“ 集中が高まり、ワークフローはスピードアップしました。あらゆるものがより触感的になり、ミキシングの楽しさが増しました!”

「このAvidソリューションにより、直感的な方法でミキシングできるようになりました。また、異なるプロジェクト間も、素早く簡単に移動できる柔軟性があります。品質第一は変わりませんが、ワークフローのスピードが上がれば、その分、よりプロダクションにフォーカスすることができます。音楽に費やす質の高い時間を増やし、リコール等に費やす時間やクライアントからのフィードバックを待ってミキシングを中断する時間を削減することができるのです。」

 

パーク・スタジオには、既存のクライアントに加え、新しい業界の新たなユーザーからも、Avid Pro Tools | S6によって提供される新たな可能性に対する注目が集まっています。

 

「ビジネスの観点から影響全体を語るのは早すぎるでしょう。しかし、ミキシングで大規模なセッションをまとめる時、メリットは既に現れています。集中が高まり、ワークフローはスピードアップしました。あらゆるものがより触感的になり、ミキシングの楽しさが増しました!」とボーマンは結びました。

パーク・スタジオに於けるS6導入メリット

•フェーダー等の触覚的なミキシング環境と視覚的なフィードバックにより、ミックス作業をあらゆる側面でコントロール

• 既存のPro Tools |HDシステム環境と容易に統合

• モジュール構成により、自在にカスタマイズし、スケーラブルに拡張可能

• Avid S6コントロール・サーフェスは、多彩な機能、より的確な高速ワークフローを提供

• アナログ環境にデジタル・リコール機能を追加

• プロジェクト間を素早く、簡単に移動

• ビジュアル編集とオーディオ・ポストの間でクリエイティブなコラボレーションを実現

 

採用されたAvid製品の情報

Avid MediaCentral Platform

Avid Pro Tools | S6 mixing console

Avid Pro Tools | HDX

Pro Tools | S6 — ミキシングを再定義

S6システムは自由にカスタマイズ可能です。エキスパートにコンタクトし、ニーズにあったワークフローをお選びください。

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