Pro Tools:オーディオ・ポスト向けトラックコンピング

By in Pro Mixing, オーディオ
複数のテイクからマスター・バージョンを素早く効率的に編集する能力は、ADR(アフレコ)やナレーション録音を行う者にとって極めて重要です。Pro Toolsは、これに対応する様々な方法を提供します。また、Avidは、常にワークフローの改善を目指しています。 トラック編集ワークフローについて深く掘り下げる前に、セッションの整理に役立つヒントを紹介します。録音前に新たなプレイリストを作成します。Pro Toolsは、新しいプレイリストに自動的にテイク番号を付けます(例:01)。新しいプレイリストから始めることで、元のプレイリストを本テイクの編集用として残すことができます。
キーボード・ショートカットを使って新しいプレイリストを作成し、新しいプレイリストに自動的に名前を付けるオプションを使用すれば、テイクの録音工程がシンプルになります。また、ループ録音を使って、パス毎に新しいプレイリストの自動作成を設定することも可能です。録音時にテイクを5段階評価して、記録することもできます。 次に、編集工程を見てみましょう。
アフレコが録音されると、全てのテイクがプレイリストに含まれます。それぞれのテイクから一番良い部分を取り、単一のトラックにまとめてコンプが作成されます。 この作業はプレイリストのトラックビューで行うことができます。このビューでは、全てのテイクを一覧で表示できます。プレイリストの横にあるソロボタンを使ってそのプレイリストを視聴し、プレイリストの隣のプロモート・ボタン(上向き矢印)またはキーボード・ショートカットを使って、選択したオーディオをメインのプレイリストへ送り、コンプを作成します。 また、波形ビューのままでもコンピング作業ができます。まず、ターゲット・プレイリストを割り当てて、マスター・テイクを編集するプレイリストを指定します。次に、キーボード・ショートカットを使ってプレイリストを順送りして異なるテイクを聴き、それぞれのプレイリストを評価します。テイクのどの部分でも好きなように選択して、キーボード・ショートカットを使いターゲット・プレイリストへ送ることができます。
どの段階でも、キーボード・ショートカットでターゲット・プレイリストに切替えて、コンプイングの進行状況を確認したら、作業中のプレイリストへ切り替えて戻ることができます。 テイクを組み立てたら、ターゲット・プレイリストへ切り替えてコンピング結果を微調整します。新搭載の試聴機能を使うと、作業は実に楽になります。例えば、アフレコのほんの一言のために他のテイクを聴きたい場合。単語を選択して、キーボード・ショートカットを使い、他のプレイリストから単語の異なるテイクを順送りします。これを行う場合、コンプ全体と照らし合わせて単語を聴くには、プリロールおよびポストロールを使います。

ビデオで使用されるキーボード・ショートカット

Ctrl + (Mac) Start +   (Win) プレイリストを新規作成
Shift + Opt + 上矢印 (Mac) Shift + Alt + 上矢印 (Win) 選択範囲をターゲット・プレイリストへコピー
Shift + Opt + T (Mac) Shift + Alt + T (Win) 選択範囲をターゲット・プレイリストへ移動
Shift + Command + 上下矢印 (Mac) Shift + Control + 上下矢印 (Win) クリップ選択範囲内でオーディオを順送り

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