Pro Tools:オーディオ・ポスト向けトラック・プリセット-プレイリストを使う

By in Pro Mixing, オーディオ

トラック・プリセットとプレイリストで環境作成

日常的に締切と戦うポストプロダクションでは、作業工程のスピードアップに役立つことは、何でも大歓迎です。ここでは、わずかばかりの準備で2つのPro Toolsの機能を併用して、環境作成やテイク管理を大幅に効率化する方法を紹介します。

映画、ドキュメンタリー、CM制作のトラック・レイアウト作業では、アンビエンスの作成に時間がかかります。トラック・プリセットを使えば、複数の環境レイヤーを保存することができます。例えば、それぞれのプレイリストには、様々なロケーションをループする都市の雰囲気を持つアンビエンスのプリセットを保存できます。

日常的にTVシリーズやドキュメンタリーを扱う場合、使用したロケーション毎に名前を付けることができます。音響的にシーンを仕上げたら、その環境をグループ化して、シリーズの中ですぐに使用することができます。

新たなエディットや放映分が入ってきたら、最近追加されたプレイリスト機能を使って、シーンやショットの長さを選択し、他のプレイリストで用意した様々な環境を順送りします。プレイリストの新しいショートカットを使い、フェードプリセットで用意しているバッチフェードを適用するだけです。

ショートカットを使い、編集選択範囲の中でプレイリストを順送りする

Command + Shift + 上下矢印(Mac)
Control + Shift + 上下矢印(Win)
編集選択範囲内でオーディオを順送り

 

アフレコ録音

プレイリスト付きのトラック・プリセットを使って、アフレコやナレーションを録音することもできます。プレイリストに事前に名前を付ければ、テイクをより効率的に管理できます。例えば、他のプレイリストにテイク1-5と名前を付け、ターゲット・プレイリストをお気に入りに登録します。それにより、録音、レビューしながら、オーディオを管理して、利用可能なオプションを聴く必要がある時にはいつでも簡単にアクセスして再生することができます。

オーディオ領域を右クリックして指定したプレイリストへコピーまたはセンドします。制作チームの他のメンバーがレビューを行なう必要がある場合は、下記ショートカットを使って、プレイリストを順送りして実行可能です。

Shift + 上下矢印(Mac&Win) 選択したトラックでプレイリストを順送り

Pro Toolsで成功する

業界トップのツールを使って、サウンドをパワーアップ。映画/テレビ用の音楽やサウンドの制作から、世界中のアーティスト、プロデューサー、ミキサーとのコラボレーションまで自由自在。

オーディオ・エンジニア、サウンド・デザイナー、ミキサー。アビッド・テクノロジー株式会社のオーディオ・アプリケーション・スペシャリストとしても活躍中。