Pro Tools:オーディオ・ポスト向けトラック・プリセット-組込みメディア

By in Pro Mixing, オーディオ

ポストプロダクション作業のワークフローには、映画、テレビ、広告等、プロジェクトの様々なセッションで何度も使用されるオーディオ素材をインポートまたは作成する工程が必ず含まれます。

トラック・プリセット機能ではメディアを一緒に保存することができます。つまり、良く使うアセット(導入部の音楽、タイトル・エフェクト、スティングや共通のVO要素など)をトラック・プリセットとして保存して、カタログを作成、必要な時にセッションで呼び出すことができるのです。

トラック・プリセットとメディアを一緒に保存するには、トラック・プリセット保存時に[オーディオ及びMIDIクリップを含む]にチェックを入れます。含まれるメディアを選択範囲のクリップに限定して、不要なメディアの保存を防ぐこともできます。

この機能はプリセットに含めたくないメディアがタイムライン上にある場合に役立ちます。メディアをトラック・プリセットと一緒に保存すると、後で必要になった時に、これらのエレメントを簡単にセッションへ呼び出すことができます。

エフェクト要素を別の形式で保存するメリットの1つは、映像データが変更された場合でも、必要に応じてタイミングを簡単に再調整できることです。

 

SFXピッカー・トラックを作成

トラック・プリセットを使って、主に使う効果音を集めたSFXピッカー・トラックを作成することもできます。頻繁に使用する効果音を保存してカタログを作り、素早く呼び出して、いつも使用するプラグインやセンドと共にプロジェクトに加えます。

何千もの選択肢を検討しても、100程度のいつもの効果音に落ち着き、それを作業中のスポットに合わせて修正することが多いでしょう。それゆえ、ワークスペースで検索したり、思い出したり、カタログを作成したりする代わりに、それらを“効果音”というトラック・プリセットに加えます。そうすることで、お気に入りのエフェクトを簡単にインポートできます。つまり、複数のウィンドウで行ったり来たりせずに、セッションで試せるだけでなく、トラック・プリセットと一緒に保存したマーカーを使って探すことができます。

別のサウンドやエフェクトを見つけた場合には、使用中のトラック・プリセットのカテゴリにある他の名前から自動的に名前を付けて、トラック・プリセットを素早く更新することもできます。

Pro Toolsで成功する

業界トップのツールを使って、サウンドをパワーアップ。映画/テレビ用の音楽やサウンドの制作から、世界中のアーティスト、プロデューサー、ミキサーとのコラボレーションまで自由自在。

オーディオ・エンジニア、サウンド・デザイナー、ミキサー。アビッド・テクノロジー株式会社のオーディオ・アプリケーション・スペシャリストとしても活躍中。