Pro Tools | UltimateをMAで使用する際に必要な各種互換情報

By in オーディオ

Pro Tools | Ultimateソフトウエアは、サラウンド・ミキシング対応、複数ビデオトラック表示等、よりMAに適した幾つかの機能を搭載しています。

また、各種サテライト機能の活用、対応ビデオ I/Oや共有ストレージを使用することで、必要な映像クオリティーや作業規模に応じたMAシステムを構築することが可能です。

その際は、使用する各ソフトウエア(Pro ToolsやMedia Composer)及びビデオI/O機器のファームウエアの相互互換等を維持することが重要です。

ここでは、Pro Toolsシステム要件の中から、MA作業に必要な関連互換情報を抜粋し、それぞれの特徴とともにご紹介致します。

ご注意:本文中では、Pro Tools | Ultimateソフトウエアで動作するHDX並びにHD Nativeハードウエア・システムのことを、その総称としてPro Tools | HDシステムと記述しています。

 

サテライト機能

サテライト機能には、2種類あります。

  • Video Satelliteは、Pro Tools | Ultimateで動作するPro Tools |HDシステム(HDX及びHD Native)をMedia Composerビデオ・シークエンスと直接シンクさせる為の機能です。エフェクトレンダリングの必要性を最小化できる他、4K/UHD等のCPU負荷の大きな高解像度の映像データを用いてMAを行う場合に最適なソリューションです。
  • Satellite Linkでは、最大12までのPro Tools | HDシステムを、Ethernetネットワークで単一のトランスポートからコントロールすることが可能です。Pro Tools | UltimateソフトウエアにはSatellite Linkが含まれています。通常は、1台のVideo Satelliteでの映像再生に対して、複数のPro Tools |HDシステムを同期再生しながら大規模なMA作業(フィルム・ダブ・ステージ等)を行う場合に利用する機能です。

サテライト機能を利用する際のシステム要件/互換情報/基本設定情報等は下記をご参照ください。

 

ビデオ関連

Pro Tools | Ultimateでは、Media Composerと同じAvidビデオ・エンジンが採用され、より多くのビデオI/O機器、コーデック、ラッピング形式に対応しています。

Pro Tools | Ultimateのビデオ再生機能は、MA作業用にコンバートされた、比較的CPU負荷の低い解像度のビデオ・ファイル(通常はQuick TimeやMXF op-1aでラッピングされた状態)を、Pro Tools内に取り込みMA作業を行う際に有効です。

 

Media ComposerとPro Toolsを同じPCにインストールする場合

適切なバージョンの組み合わせを選ぶことで、Pro ToolsとMedia Composerを同一のPC上にインストールして使用することが可能となります。Pro Toolsの各バージョン毎の最適な組み合わせに関する情報は下記をご参照ください。

Media Composerは、Pro Toolsよりも多くのビデオ・コーデック/フォーマットに対応しており、それらをPro Tools上の映像再生に適したDNxHDコーデック等にトランスコードしたり、ビデオミックス・ダウン(複数のビデオトラックを一本化)することも可能です。また、AAFシーケンスを使って、データ送信する場合は、ビデオ・エフェクトをレンダリングしておくだけで、Media Composer上の複数ビデオトラックをPro Tools | Ultimateのビデオ・トラック上で包括的に確認することも可能です。詳しくは、こちらのブログをご参照ください。

 

Avid NEXIS共有ストレージ

Avid共有ストレージNexisとPro Tools | Ultimateを使用する場合のシステム要件です。

 

MediaCentral | Production Management

Avidのプロダクション・アセット管理システムであるMediaCentral | Production Management (旧Interplay)は、主にMedia Composerを初めとする映像アセットをデータベース管理します。

MediaCentral | Production Management を使用する場合でも、Pro Toolsで扱うオーディオ・ファイルに関してはPro Tools内のワークスペース機能で管理するのが通常です。

MediaCentral | Production Management Pro Toolsを使用する際のメリットは、Media Composerで作成した映像ファイルの受け渡しを自動化することによる相互運用性の向上/効率化が主なものとなります。

通常のMediaCentral | Production Management ワークフローでは、Pro Toolsで使用/作成したオーディオ・ファイルは、制作途中/完成時にMedia ComposerにMediaCentral | Production Management 経由で送られ、Media ComposerのアセットとしてMediaCentral | Production Management 上で管理されます。

この場合、特に重要な留意点は、MediaCentral | Production Management , Media Composer, Pro Toolsの互換性を維持することになります。

 

Pro Tools及びその他の関連製品とMediaCentral | Production Management の互換性

上記書類に記載された、サポートされるPro Toolsバージョンをご確認下さい。

 

さらに詳しくは、Pro Tools HDシステム・インテグレーターまでお問い合わせください。

Pro Toolsで成功する

業界トップのツールを使って、サウンドをパワーアップ。映画/テレビ用の音楽やサウンドの制作から、世界中のアーティスト、プロデューサー、ミキサーとのコラボレーションまで自由自在。

LEARN MORE

Creating the digital audio and video technology used to make the most listened to, most watched and most loved media in the world.