S3L-X向けVENUE 4.6ソフトウェア新機能

By in ライブサウンド

Avidは、パワフルな超小型システムVENUE | S3L-X向けソフトウェアのメジャー・アップデートVENUE 4.6を発表しました。VENUE 4.6は、最も要望の高かったリモートコントロール用iOSアプリ、ミキシング・ワークフローを加速する素晴らしい新機能を搭載し、最終リリース以降に確認された100以上のバグも修正しています。

全てのVENUE | S3L-Xユーザーは、 VENUE 4.6を無償でご利用いただけます。

Avid Account にログインし、アカウント内にあるインストーラー・リンクからソフトウェアをダウンロードしてください。また、これまで、Avid Advantage ExpertPlusサポート・プランでのみご利用頂けた19の追加プラグインもアカウントからご利用いただけます。Pro Multiband Dynamics、Pro SubharmonicやEleven Rackストンプ・ボックス・エフェクト等のプラグインを無償でご利用いただけます。

VENUE 4.6のS3L-X向け新機能

  • 新しいVENUE | On Stage iOSアプリを使えば、コンソールから離れて、ステージ上からリモートで個々のモニター・ミックスを微調整することができます。さらに、演者がモバイルデバイスを使い、モニター・ミックスを調整することも可能です。
  • S6L搭載のタッチ・ワークフローとタッチスクリーン・ディスプレイで操作とミキシング速度を向上します。エンジニアは、外部スクリーンの領域に触れて、S3コントロール・サーフェスのChannel Controlエンコーダーにパラメータを素早く配置したり、フェーダーや他のパラメータをタッチスクリーンで直接調節したりすることができます。
  • 様々なシステム最適化や改良により、VENUE | S3L-X使用時に最高レベルの性能および安定性を実現します。

 

VENUE | On Stage Personal Monitor Mixing iOSアプリ

最近、VENUE | S6L向けにリリースされたアプリですが、S3L-Xユーザーも同じコントロールを利用できるようになりました。ミュージシャンやエンジニアの誰もがモバイルデバイスを所有する今、ミュージシャンが自分でミックスを調整できるようにすることで、モニターエンジニアの負担を軽減し、大量のハードウェアやケーブルの使用を削減します。ユーザーの要望により、全てのiOSデバイス(iOS 10以降)で動作する無料アプリを開発しました。メインのミックスのレベル、パン、ミュート調整だけでなく、Auxミックスの全てのレベル、パン調整が可能となります。

このシンプルなアプリで、単一のS3L-X システムへ最大16ユーザーが同時に接続して、ユーザーは個々にミックスを選び調整することができます。WiFiルーターをE3LエンジンのECx Ethernetポートに接続して、iOSデバイスをWiFiネットワークに接続し、アプリを開くだけです。接続された全てのS6Lが、接続可能なシステムとして表示されます。接続するシステムをクリックすると、システム上の使用可能なミックスがリスト表示されます。編集するミックスにタッチすると、そのミックスの全メンバー・フェーダーがスクリーンに表示されます。編集するセンドへスクロールして、上げ下げします。ステレオ・ミックス編集時には、それぞれのフェーダーの上にパンノブが表示されます。センドをパンするには、パンノブをクリックすると拡大されたパン・エンコーダーが現れます。エンコーダーの中央をクリックして、パンする方向にドラッグします。アプリの ‘Fine Mode’を使えば、小さなデバイスでも緻密にレベル変更することができます。

S3L-Xのタッチ・ワークフロー

メニューからメニューへ辿るのではなく、1度の素早い動きで、タブ、コントロール、またはエリアにタッチするだけで、簡単に操作することができます。タッチスクリーン対応により、S3L-Xユーザーは、互換性のあるタッチ・ディスプレイを使用して、エレメントを選択、オンスクリーンでコントロール調整、S3コントロール・サーフェスへパラメータを割り当てることができます。主な機能は以下の通りです:

  • VENUEソフトウェアのページをタッチ操作
  • タップ、長押し、スワイプ操作で、フェーダーやパラメータを調整
  • S3コントロール・サーフェスへ割り当てるチャンネルやエレメントをオンスクリーンで選択

VENUEソフトウェアから操作

  • ハイレベルのタブ(Input、Outputs Snapshotsなど)にタッチして、VENUEソフトウェアの関連するページへ移動

 

オンスクリーンでパラメータ調整

  • オンスクリーンでフェーダーを調整するには、選択チャンネルのフェーダーをタッチ&ドラッグします。
  • オンスクリーン・エンコーダーは、エンコーダーにタッチしてハイライトし、上方向へドラッグするとエンコーダーは時計回りに回転、下方向へドラッグすると反時計回りに回転して調整します。
  • テキストボックスを選択して値をハイライトし、上へドラッグして値を増加、下へドラッグして値を減少して、オンスクリーンで値調整します。
  • オンスクリーン・ボタンの切替えは、ボタンにタッチしてパラメータのオン・オフを切り替えます。パラメータがオンの場合、ボタンは点灯します。

 

S3コントロール・サーフェスへ割り当てるチャンネルやその他のエレメントをオンスクリーンで選択

  • InputsまたはOutputsページの下部にあるチャンネル・ストリップ・セクションのフェーダ・ストリップにタッチしてチャンネルを選択します。

 

Touch Zones(タッチ・ゾーン)を使用

VENUEソフトウェアのInputsおよびOutputsページから、選択されたチャンネルに関する全てのパラメータへアクセスすることができます。VENUE 4.6では、パラメータは、タイプ別に分けられています。このパラメータのセクションは、“Touch Zones”として有効化されます。タッチ・ゾーンを有効化するには、Options>Interactionを開き、“Touching Parameters Targets Channel Control”ボックスをチェックします。

Touch Zonesは、ここにタッチまたはクリックすると、関連するパラメータをS3コントロール・サーフェスへ割り当てるスクリーンの領域です。例えば、InputページのEQセクションをタッチまたはクリックすると、EQをS3コントロール・サーフェスのChannel Controlセクションへ割り当てます。

VENUE InputページのTouch Zones

以下は、InputページのTouch Zonesです:Inputs、Aux Sends 1-8、Aux Sends 9-16、EQ、Comp/Lim、Exp/Gate、Inserts。スクリーンでTouch Zonesに触ると、関連するパラメータがS3コントロール・サーフェスへ割り当てられます。

VENUE OutputsページのTouch Zones

以下は、OutputページのTouch Zonesです:Outputs、EQ、Comp/Lim、Inserts。スクリーンでTouch Zonesに触ると、関連するパラメータがS3コントロール・サーフェスへ割り当てられます。

VENUE | S3L-XおよびS3L用VENUE 4.6タッチスクリーン・ワークフローのシステム要件は次の通りです:

  • VENUE 4.6以降を稼働するAvid VENUE | S3L-XまたはS3Lシステム
  • DVI-Dビデオ・モニター、解像度1024×768以上(15インチ以上のタッチ・ディスプレイを推奨)
  • 1x DVI-D ケーブル
  • 1x USB ケーブル(モニターのタッチスクリーン機能対応のもの)
  • 対応タッチスクリーン(以下のタッチスクリーンは、VENUE 4.6を使用するVENUE | S3L-Xの使用に対応します。)
    • Dell S2240T
    • NEC MultiSync E232WMT
    • Acer UT220HQL
    • GeChic 1303i (w/DVI-D Adaptor)

 

数々のワークフロー問題への対応から膨大な数の新機能まで、VENUE | S3L-Xシステムの活用を支援するアップデートをお届けします。

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Avid Live Sound Principal Product Designer and Product Manager