S6Lにより、数百万のファンに『Faye’s Moments Live 2016』を配信

By in ライブサウンド

2016年12月30日、8上海の8000席のメルセデス・ベンツ文化センターでは、長期にわたり表舞台から姿を消していたフェイ・ウォンによるファン待望のコンサート『Faye’s Moments Live 2016 』が開催されました。このコンサートは無料のライブ・ウェブキャストで数百万のファンが視聴し、音楽界の歴史に新たな一ページを刻みました。

「2000万を超える人々がコンサートをオンラインで視聴しました。すごい!」 ライブ・ミキシング&レコーディング・エンジニアSimon Li

このライブサウンド制作に必要なオーディオ機器の中心にあったのは、コンサートを独占オンライン放送したTencent Video が選んだAvid VENUE | S6Lです。

「他のコンサートで、自分のスタジオのD-Command | 24コントローラーに加えて、VENUE Profileを使ってきたので、VENUEソフトウェアとAvidのユーザー・インターフェイスには慣れています」と『Faye’s Moments Live 2016 』のレコーディング&ミキシング・エンジニアを務めたSimon Li氏は説明します。「この公演でS6Lを選んだのはそのためです。また、S6Lが、96kHzで128チャンネルの収録に対応するのも重要なポイントでした。大規模なデータ転送にもクラッシュすることはありません。非常に安定した信頼できるコンソールです。」

『Faye’s Moments Live 2016 』のオンライン・ライブ・サウンド制作システムには、VENUE | S6L-32Dコントロール・サーフェス、E6L-192エンジン、2台のStage64 I/Oステージボックスが含まれました。複数チャンネルのオーディオ信号は、システムのEthernet AVBネットワークを経由して、公演会場からPro Toolsを稼働する6コアCPUのMac Proへ転送されました。Miso Techがシステムを提供、AHM Engineeringが調整及び機器の配送を担当しました。

「フェイと初めて仕事をしてから10年以上になります。私の役割は、レコーディング・エンジニアから始まり、2001年にはミキシングとマスタリング・エンジニアへと変わりましたが、オンライン・ライブ・ミキシングを担当したのは、今回が初めてです」とLi氏は話します。「私たちのチームは、『Faye’s Moments Live 2016 』のマルチ・チャンネルのレコーディングとライブ・ミキシングを依頼されました。Tencentは、5.1サラウンドとAtmosサウンド制作にDolbyチームを招き入れました。彼らは96kHzステレオ・ライブ・ミックスとアンビエンス・マイク信号をMADI経由で受け取ると、SSLのAES/MADIコンバーターを使い、信号を48kHzへ変換。最後に、フルミックスをDolbyサラウンドとAtmosフォーマットにエンコードしました。2000万以上の人々が、オンラインでコンサートを視聴したというのは、本当に、すごいです。」

フェイ・ウォン(中央)と制作チーム

フェイのライブ・コンサートのサウンド・ポストプロダクションに関わって間もないSimon Li氏ですが、ライブ・レコーディングのクオリティには満足しています。「S6L、特にその音質には、心底驚きました。Pro Tools v4.3からv12.7まで、10年以上の経験を持つベテランのPro Toolsユーザーなので、ユーザー・インターフェイスとワークフローが似ているVENUE ProfileとPro Toolsの経験から、S6Lは問題なく扱えます。また、新たなコンボによって、ワークフローがさらにスムーズになりました。」

「ポストプロダクションのミキシングでは、McDSP、Sonnox、Crane Song、Sansamp, Avid Mod Delayと、新たに発表されたAvid Tape Echoを使用しました」とLi氏は説明します。「コーラス部にボーカル・エフェクターのディストーションを加えた『Idiot』というタイトルの楽曲があります。2001年にオリジナルのミキシングを担当した時、Sansampというプラグインを使って、この感覚を作り出しました。偶然にも、同じプラグインをPro ToolsではなくS6Lで使い、その効果を再現しています。これには、たくさんの良い思い出が蘇りました。」

「ポストプロダクションのミキシングでは、McDSP、Sonnox、Crane Song、Sansamp, Avid Mod Delayと、新たに発表されたAvid Tape Echoを使用しました」とLi氏は説明します。「コーラス部にボーカル・エフェクターのディストーションを加えた『Idiot』というタイトルの楽曲があります。2001年にオリジナルのミキシングを担当した時、Sansampというプラグインを使って、この感覚を作り出しました。偶然にも、同じプラグインをPro ToolsではなくS6Lで使い、その効果を再現しています。これには、たくさんの良い思い出が蘇りました。」

『Faye’s Moments Live 2016 』オンライン・ライブ制作チーム

ディレクター:Alvin Leong

レコーディング/ミキシング・エンジニア:Simon Li

アシスタント・ミキシング・エンジニア:Rice Fong

アシスタント・レコーディング・エンジニア:Jason Wong

アシスタント・レコーディング・エンジニア:Jason Li

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中国のフィールドマーケティングスペシャリストとして、国際的な共同制作とコラボレーションがより多岐にわたるにつれて、中国の視野が他の領域に広がっていくのが楽しみです。私の国の話を世界中の同僚と共有することは、私の喜びです。