S6L向けVENUE 5.4ソフトウェアの新機能

By in ライブサウンド

S6L用VENUE 5.4ソフトウェア・アップデートがリリースされました。最新のVENUE 5.4はAvidの主力システムに次のような新機能をもたらします。一流サウンド・デザイナーやシステム・インテグレーターの意見を取り入れてデザインされたVENUE 5.4は幅広いエキサイティングな新機能を追加しただけでなく、劇場および教会での制作における極めて複雑な要求に応える高度なワークフローを提供します。

VENUE 5.4は、S6Lシステムおよび有効なAvid Advantage Elite Liveサポート契約にご加入の場合、無償でダウンロードできます(インストーラーはお客様のAvidアカウントからご入手いただけます)。

S6L向けVENUE 5.4の新機能

  • 劇場ミックスが簡単に: VENUEスナップショットおよびイベント・システムへの大幅アップデート
  • 新しい出力共有機能: 共有I/O構成のStage 64出力をコントロール
  • 新たに向上したコントロール・サーフェスとソフトウェア・ワークフロー機能: より素早く、好みの方法でミックス

 

スナップショットの機能向上

VENUEスナップショット・システムは、VENUE 5.4で大幅にアップデートされています。劇場のオペレーターは、劇場のライブ・ミキシングのストレスを取り除く新しいワークフロー機能向上により、各演者、幕、シーンを完全にコントロールできます。新機能について詳しく説明していきましょう。

各Auxセンドが、スナップショット・スコア内でそれぞれ個別の存在として扱うことができるようになりました。

各スナップショットは、他のスナップショットの「」または「」として定義されます。これにより、ユーザーは、親のスナップショットにレポートする子のスナップショットでスナップショットの階層を定義できます。

スナップショットは不連続として定義できるので、ユーザーは、スナップショット・キュー・リストの前/次の対象スナップショットの位置に影響することなく、複雑な設定を呼び出すことができます。

各スナップショットは選択グループに含めることができ、ひとつのスナップショットになされた変更をグループ内の他のスナップショットにも適用させることができます。

フェーダー・レベルミュートソロアテンションセーフの各パラメーターが、[External GUI] > [Snapshots]ページのチャンネル・ストリップ内で使用可能になりました。

プログラム可能なイベント・システムのアップデート

プログラム可能なVENUEイベント・システムに重要な機能が追加されています。S6Lコントロール・サーフェスおよびソフトウェアを非常に高いレベルでカスタマイズできるため、ユーザーは、複雑なミキシング調整を素早く簡単に実行できます。直感的にプログラム可能なイベント・システムへの大幅なアップデートについて詳しく説明していきましょう。

  • ほぼ全てのパラメーターを、入力、EQ、ダイナミクス、Auxセンドなどのパラメーターを含むアクションやトリガーとして使用できます
  • X&Yスイッチおよびチャンネル・カラー・スイッチを各チャンネル・ストリップに対する3種類のユーザー定義スイッチを提供するトリガーとして使用できます
  • MIDIコマンドはトリガーやアクションとして使用でき、QLabやAbleton LiveなどのMIDI対応システムとのシンプルな統合を可能にします
  • MIDIタイム・コード(MTC)、ライン・タイム・コード(LTC)、時刻値はイベント・トリガーとして使用できるようになり、スナップショットを作成する必要なく、タイムコードから直接パラメーターを呼び出すことができます

機能スイッチがイベントをトリガーするようプログラムされている場合、イベント名がMLMディスプレイに表示されます。

共有I/O構成の出力をコントロール

Stage 64 I/Oラックを2基のS6Lシステムで共有している場合、全ての出力はマスター・システムにより完全に「所有」されません。S6L向けの新しいVENUE 5.4ソフトウェアなら、AVBネットワークに取り組むエンジニアは、共有されているStage 64出力を出力カード単位で完全にコントロールでき、さらに一層の多用途性とワークフローの可能性を提供します。

より素早く、好みの方法でミックス

S6L用VENUE 5.4ソフトウェアは、ミキシング体験をカスタマイズおよび簡素化できる新しいコントロール・サーフェスとソフトウェア・ワークフロー機能向上を提供します。出力チャンネルをドラッグ&ドロップ。マルチ選択を有効にしてパッチベイ内のデバイスの名前を素早く確認。必要な機能やコントロールにより素早くアクセス。その他多数の機能を使用できます。

  • [External GUI] > [Outputs]ページでAuxマスター、グループ・マスター、マトリックスマスター・チャンネル・ストリップをドラッグ&ドロップして出力チャンネルを並び替え
  • 縦チャンネル・ストリップ・モードで32のAuxセンドに素早くアクセス
  • コンソールのマスター・ライブ・モジュールの上書きスイッチを使用してショー・ファイルを更新
  • S6Lデバイスのユーザー定義名は[External GUI] > [Patchbay]ページに反映
  • チャンネル選択キーを押したまま追加チャンネルを選択して、マルチ選択をより簡単に有効化

このリリースは、このシステムの機能性と可能性をまたもや大きく前進させるものとなっており、非常にエキサイティングなアップデートとなっています。これらの機能やワークフローの多くが、アーティストに最高のミックスを提供するためにこの先何ヵ月にもわたって活用されていくことでしょう。VENUE | S6Lの全機能をご覧ください。また、ニーズと課題に応えるパーフェクトなシステムをお探しなら、どうぞお気軽にAvid販売代理店までお問い合わせください。本リリースの技術詳細については、こちらの「VENUE 5.4の新機能」新ドキュメントでご覧いただけます。

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Avidのライブシステムおよびコンソール製品のプリンシパル・プロダクト・マネージャである私は、毎朝目覚めると、仕事に出かけ、世界で最も才能があるクリエイティブな仲間とライブ・サウンド・コンソールが設計しています。きっと最も幸運な人間のひとりです。