VENUE | S6L-16Cがサンダンス映画祭で非公式デビュー

By in ライブサウンド

1月25日にユタ州パークシティで目が覚めたら、なんと14°F(摂氏 -10 °C)だ!これまで30年間、アリゾナ州フェニックスに住んでいた僕には、ちょっとした衝撃。僕はサンダンス映画祭にやってきた。サンダンス映画祭は、人口8,300人のこの街のいたるところで開催されている。2週間のフェスティバル開催中、町の人口はだいたい10万くらい膨れ上がり、この州に2億ドル以上を生み出す。すごいことだ。

サンダンス映画祭とは?新作映画や短編映画が発表されるアメリカ最大のフェスティバルだ。さて、その映画祭に、 Avidの ライブサウンド・マーケット開発マネージャーとして、なぜ僕が参加することになったのか?そう、サンダンス映画祭ではたくさんのことが起こっているんだ。フェスティバルは1月24日に始まり、2月3日まで続く。この間、たくさんの映画の上映だけでなく、業界関連のトピックを議論するパネルディスカッションからライブパフォーマンスまで、真夜中過ぎまでエンターテイメントが続くんだ。だからライブサウンド・ミキサーが必要って訳。実際、たくさんのミキサーが必要だ。

サンダンスASCAPカフェ

僕は、ソルトレイクシティを拠点にしている パフォーマンス・オーディオ の人たちと一緒だった。彼らはイベントに機器を提供している制作会社のうちの1つだ。レンタルマネージャーのジョン・アンダーソンと僕は昨年の暮れに会って、僕たちの新しい製品―だけどまだ発表されていないS6L-16C―をフェスティバルの間、サンダンスASCAPカフェで使えないだろうか、ということを検討していたんだ。ASCAPはスペースが非常に限られているけど、注目度がとても高く、主催のサンダンス・インスティテュートによって正式に認可されている唯一の場所だ。

新しいS6L-16Cのリリースはフェスティバルまでには間に合いそうになかったけれど、僕はこの新しい超コンパクトなサーフェスをギグで使う機会を逃したくなかった。製品チームと話をして、システムとソフトウェアは イベントをするには十分だということで一致した。パーフェクト!僕はジョンに電話して予定通り進められることを伝え、そしたら、彼がスペース上の制限のために共有 I / Oのセットアップができるかどうかを尋ねたんだ。ああ・・そうだよね、でもそれって次のレベルの複雑さを増やすことになるんじゃない?僕はまた、プロダクト・マネージャのところに戻って、彼らはこれに同意した。ふぅ。

「まず言っておきたいのは、僕はVENUEシリーズのデビュー以来、Avidファンだったってことなんだけど、S6L-16Cの写真を最初に見たときはちょっとそれはどうなんだろうって思ったよ」大規模なミキシングに実際に使うには、ちょっと小さすぎるみたいだった。だけどそれは完全に間違いだった。僕たちの店にやってきたS6L-16Cをセットアップしてみて、この小さな名機に詰め込まれた多様性とパワーに驚いたよ。FOHやモニターポジションでのミックスに必要なものは全て揃っていたんだ。

ソフトウェアのアップデートは非常によく考えられている。必要なものは全て、そう、文字通り、すぐ目の前に揃っているんだ。いつも、スペースには限りがあって、クライアントがミキシングポジションを出来るだけ減らしたいと思っているようなコンサートやイベントでオーディオをするんだけど、S6L-16Cほど、完全なミキシングパワーを備えたコンパクトなコンソールなんて考えられないよ。他のS6Lファミリーほど派手さはないかもしれないけど、実際のところ、あらゆる点で見て引けを取らないよ。」

ブレット・モーガン – パフォーマンス・オーディオ プロダクションマネージャー、エンジニア

Avid VENUE | S6L-16C

ロブ・マクウォーター

そんなわけで、僕はフェスティバル1日目、いろいろな責務の中でリンジー・スターリングのFOHをミックスするロブ・マクウォーターに会うためにASCAPカフェへ出かけた。ロブは、これまで17年間のフェスティバル期間中、ペール・ホース・サウンド・スタジオのオーナーであるグレッグ・ダウンズと共に、この会場のプロダクションを監督してきた。 ロブはS6L-32DでFOHをやっていて、グレッグはS6L-16Cでモニターをミックスする予定だ。僕の知る限り、これがアメリカで初めてS6L-16Cが使われる実際のイベントだ。 今日、The Dumes、パトリック・マーティン、ジュディス・オーウェン、Beulahbelle、エヴァーラストを含む5つの公演がある。

トニー・クーパー、エヴァーラスト ミキシング

「この卓はすごいね。ステージミックスに完全にフレッシュなニュアンスをもたらしたよ。ミックスのセットアップを各アーティストごと個別に設定できたし、柔軟性は衝撃的だ。S6Lには慣れていないけど、どう卓のレイアウトをしたいかに合わせて、すべてをカスタマイズするのはとても楽しかったし、ユーザーレイアウトでは、1日に5回のショーのサウンドチェックとセットはとても簡単だった。ステージラックの共有がとても簡単で、気に入ったよ。セットアップはすいすい進むし、バラすのもあっという間。絶対何か忘れてるに違いない!って考え続けたよ!」

グレッグ・ダウンズ – ペール・ホース・サウンド・スタジオ エンジニア、プロデューサー、オーナー

グレッグ・ダウンズ

エヴァーラストのセットを終えて、フェスティバルのために建てられた アキュラ・フェスティバル・ビレッジの巨大なテントに、パフォーマンス・オーディオのエリック・ストッダードとジェレミー・コーンウェルに会いにいった。講演やコンサートのためのテントが、あちこちに設営されている。エリックとジェレミーは、FOHのProfile とモニターのSC48で働いている。搬入の日にジョン・アンダーソンが、今年のAvid製品はすばらしい成果を出してるってテキストメールで叫んできた。「おいおい、Avid。一体、明日はどれだけのAvidシステムが使われるんだよ!」アキュラのテントを出て、今度はPark City Liveの会場に向かい、FOHのProfileとモニターのSC48を見にいったけど、気温が下がって、混雑してきたので、夜まで包んで置こうと決めた。何度かそういうコンソールを見たことがあったんだ。 🙂

アキュラ・フェスティバル・ビレッジ

26日土曜日、ロブとグレッグにうまくいっているかどうか確かめにいってから、エンパイア・キャニオン・ロッジまで足を伸ばし、ソルトレイクシティを拠点にしている ポール・サウンド がカウンティング・クロウズのモニターポジションにパフォーマンス・オーディオからサブレンタルされたVENUE | S6L-24Dシステムを提供しているのを見に行った。僕は搬入予定の1時間後に着いたので、楽しいところを見逃したかもと思ったけど、天気と交通には勝てない。 セットアップは予定より1時間遅れていたけど、サウンドチェックに間に合うように準備完了。バンドは少しリハーサルをして、ショーはうまくいった。

エンパイア・キャニオン・ロッジでカウンティング・クロウズをミックスするS6L-24D

僕たちの古い卓がまだ使われていて、新しいS6Lプラットフォームの導入もうまくいっているのを見るのは嬉しいものだ。今週末に登場しない唯一のS6Lコンソールはパフォーマンス・オーディオのS6L-24Cだったけど、カウンティング・クロウズのギグに必要な入力に対応するためにそのシステムのStage 64を使ったと、ジョンが教えてくれた。 ハードウェア、ソフトウェア、そしてショーファイルが100% 互換のプラットフォームは、パフォーマンス・オーディオのようなレンタル会社にとって非常に魅力があるという、パーフェクトな実例だ。 そして32D / 16Cのセットアップは、それから7日間、フェスティバルの終わりまでに、ASCAPカフェで40以上のショーのミックスに使われた!

パフォーマンス・オーディオのジェレミー・コーンウェル

初めてフェスティバルに参加する人への僕からのアドバイスは、何でも並んで待つ覚悟で!ってことかな。ご想像通り、このサイズの街に、これだけの人々の流入に対処するだけの備えはできていない。 しかし、驚くべきことに、彼らは年を追うごとに、大成功を収めている。

VENUE | S6L発売中

ライブサウンドの次なる進化 ― 賞に輝くVENUE | S6L なら、世界で最も要求の厳しいライブサウンド・プロダクションも簡単に扱うことができます。

サウンド強化ミキサー、スタジオ・レコーディングエンジニア、高等教育カリキュラム開発者、インストラクターとして20年以上の経験を持ち、現在、マーケット開発マネージャーとしてAvid Live Soundに貢献しています。