VENUE | S6L、オスロ・スペクトラムの素晴らしい制作をサポート

By in ライブサウンド

ノルウェーのKarpe Diemは、ヒップホップのスーパースターです。ノルウェーで最も活躍するライブバンドの1つという評判を築いてきました。また、Definite、OnklP、RSP、Apollo、DJ Don Martin、Emire、Jesse Jones、Vinni等、多くのノルウェー・アーティストとのコラボレーションでも有名です。

2017年4月、完売したオスロ・スペクトラムの3公演は、Magdi、Chirag、彼らのレギュラーバンドであるSomething SallyとDJ Marius Thingvaldだけの成功ではなく、ノルウェーの機材サプライヤーにとって、パワフルなデモンストレーションになりました。オーディオと照明制作を全く新しいレベルに引き上げたアーティストは、ハンマーズボルグのレジャークラブでの演奏から、15年の時をかけて、約350人のスタッフが1日24時間、1週間丸々働いて支えたオスロ・スペクトラの3公演を満員にするまでに成長したノルウェーのラップデュオでした。

Avidライブ・サウンド・パートナーBenumと協業して、Lydkjellerenは、サラウンド・エフェクトにリア・スピーカーを追加した巨大なADAMSONシステムを提供しました。Lydkjelleren / Benumは、マイク、楽器、インイヤー用のShureワイヤレス・システムに加えて、FOHとモニターをデュアル・レイアウトした4台のAvid VENUE | S6Lコンソールも提供しました。予期せぬ事態に備えて、常にシステムをシームレスに継続使用できるようになっているのです。

FOHミキサーのEspen Alexander Husbyから、同公演とVENUE | S6Lでのミキシングについて、話を伺う機会を得ました。

Avid VENUE | S6L コンソールとFOHミキサーEspen Alexander Husby

実際に4台のS6Lを使った理由は?

S6LはFOHに2台、モニターに2台使いました。理由は、制作ディレクターが、公演に関する全てを極めて安全に運用すると決めたからです。何が起こっても、シームレスに継続するために、制作の重要な部分の全てに完全バックアップを用意しました。実際には、公演中に2台目のFOH S6Lをレコーディングに使用しました。

 

この決定は、機材の安定性に関する信頼問題によるものですか?

いいえ、そうではありません。システムの能力には、皆、満足しています。ただ、「予算で収まるから、超安全にいこう」という話になったのです。それで、「見た目的にも超いい感じじゃないか!」と(笑)。

 

扱った信号数はどれくらいですか?

ステージから合計64チャンネルの信号になりました。バンドは、ステージのアコースティック・ドラム・キットにかなりの数のトリガーとサンプル・モジュールを加えて、超ファットなヒップホップ/RnBサウンドを実現しました。それから、エレクトリック・ベース、1つの曲にダブル・ベース、ギター・アンプ、多数のキーボード。また、DJ、幾つかのバッキングトラック、FX、スクラッチング、もちろんボーカルラインも多数ありました。メインのシンガー2人で、5本の手持ちマイクになりました。そのうち2本は典型的なオートチューン・サウンド・エフェクト用に直接Autotuneへ入れました。

 

S6Lでのミキシングにはどのようにアプローチしますか?

長い間、S3L-Xを持ってツアーを廻ってきました。ノルウェーに最初に入って来たユニットの1つを持っていました。過去2、3年間は、世界中でそれを使って仕事をしてきました。飛行機にも持ち込める手軽さが気に入っています。残念ながら、S6Lではそうはいきませんが。S6Lへの移行は、全く問題ありませんでした。S6Lでショーファイルを開き、シームレスに再開するだけです。いくつかのMcDSPプラグインを除き、設定やプログラミングは、全て変わらず残っています。S3L-Xに搭載しているMcDSPプラグインについては、S6Lの内蔵プロセッサで代用しました。外部ギアは全く必要ありませんでした。S6Lだけで、公演全体を行いました。

公演全体をS6Lだけで行いました。外部ギアは全く必要ありませんでした。

使用するプラグインについて教えてください

MCDSP AE400を使います。基本的に、あらゆるものに使います。メイン出力、キーボード、ボーカル、トラック。ボーカルにはPro Compressorも使います。ドラムには、Impactコンプレッサーがとても気に入っています。

コンソール自体について、S6Lで特に気に入っているのは、(カスタム)レイアウトです。非常に便利です。曲ごとに個別にレイアウトできます。曲について重要なことが全て、常に目の前にあるのも、とても良いです。このイベントでは、4チャンネルPAを運用するため、サラウンド・オプションを使用したことについても触れておく必要があるでしょう。全てのエフェクトをフェーダーに戻して個々のPAタワーにフィードするのは、実に楽しいです。このアイディアの対象であるバンドと一緒に、会場に4チャンネルPAを設営しました。数々のスピーカーと、かなりの努力が必要でしたが、これをクリエイティブに使用できてとても良かったです。

モニタリングのセットアップですが、バンドは完全にインイヤー使用です。ステージのDJだけがウェッジを使います。ステージはかなり広く、ほとんどの時間、誰かがPAの前で演奏しているため、適切なモニタリングを実現するにはインイヤーがベストな選択肢です。重複する2台のS6Lのモニタリングをセットアップし、FOHには2台のステージボックスを使用、モニターにも2台のステージボックスを使用しました。

 

S6Lについて最終的にどのようにお考えですか?

これまで使ってきた中で、間違いなく最高のコンソールです。使いやすさ、柔軟性、ワークフローの点では、他を寄せ付けません。そして、何よりも重要なことは、サウンドが絶対的に素晴らしい。音の深さ、鮮明さ、全てが素晴らしく、全てに余裕があります。何かを犠牲にすることもなく、加えて、まるで無限であるかのように、常にチャンネルに余裕があります。

VENUEソフトウェアの最新バージョンもインストールしました。サポート・スタッフが、幾つかの新機能を見せてくれて、とても助かりました。ソフトウェアとコンソールでいろいろ試し、新しい機能やショートカットを学びたいと思っています。

「これまで使ってきた中で、間違いなく最高のコンソールです。使いやすさ、柔軟性、ワークフローの点では、他を寄せ付けません。そして、何よりも重要なことは、サウンドが絶対的に素晴らしい。」

—Espen Alexander Husby

VENUE | S6L 発売中

ライブ・サウンドのネクスト・ステージがここに―賞に輝くVENUE | S6Lなら、世界で最も要求の厳しいライブサウンド・プロダクションも簡単に扱うことができます。

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Thomas Wendt は、プロデューサー及びエンジニアの経験を持つジャーナリスト/マーケティングのエクスパートです。彼の会社であるIntegrative Conceptsは、1998年から音楽やプロオーディオの業界のA-リストのクライアントにコミュニケーションやマーケティング・サービスを提供しています。