ビデオ編集に最適なコンピュータとは?

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ビデオ編集に最適なコンピュータ選ぶのは、ハイエンドのスポーツカーを購入するのとちょっと似ています。流線形の華やかな美学はよいとして、重要なのはボンネットの下にあるものです。 

スピードとパフォーマンスは、プロフェッショナルなビデオ編集ワークフロー不可欠です。4K / HDRビデオマルチカメラ・プロジェクト、複数ビデオ / オーディオトラック複雑なエフェクト処理、そしてもちろん8K / 12Kメディアを扱うにはパワーが必要です。 

新しいコンピュータの購入は、常に、必要な性能コストとのバランスです。 とはいえ、スーパーチャージャー付きのワークステーションであれ、外出先で編集するためのモバイルノートPCであれ、覚えておくべき普遍的なスペックがあります 

1.  プロセッシングパワー 

まずは、コンピュータメインの「頭脳」にあたるCPUですここですべての処理を行います。 編集のマルチタスク必要となる高速「脳」は、特にビデオエンコーディングのようなプロセッサに負荷のかかる作業不可欠です。 

初期のCPUでは、一度に1つのプログラム実行されるシングルコアでしたが、 今日のCPUは複数コア、スレッドと呼ばれるものがあります。これにより、コンピュータは複数のプログラムとタスクを同時に実行できるわけですが、より高速な処理速度とプロセッシングパワーがあるということになります 

ビデオ編集にマルチコアCPUは重要です。 6コCPUほとんどのビデオ作業に適しており、3.0GHz以上であれば、必要なパフォーマンスを得ることができるでしょう 

 

2.  ランダムアクセスメモリ(RAM 

もう1つの重要なコンポーネントは、ランダムアクセスメモリ(RAM)です。 これは、コンピュータの短期記憶と考えてください。起動しているアプリケーションからのデータを一時的に保存します。

ビデオ編集どのくらいRAMが必要になるか考える際には映像解像度とビット深度に注目してください。 ビデオ編集でのRAMの主な用途は、再生中に使用するプレビューファイルをキャッシュすることです。 メディアのフレームサイズが大きいほど、それらのファイルで作業する際に、ファイルを保存するために必要なスペース大きくなります。 

1080pから4K映像を含むビデオ編集ワークフローでは、最低 32GBのRAMを準備しましょう。 10-bitで8K映像を使用するなど、より負荷の高いワークフローでは、スムーズなパフォーマンスを得るために64GB以上のRAMが必要になるでしょう 

ただし、コンピュータのRAMの大きさ考慮すべき要素の半分にすぎません。 残りの半分はアクセススピードです。 この記事が公開されている時点で利用可能な、最も高速なRAMであるDDR4メモリを搭載したコンピュータをお勧めします。

 

3.  グラフィックプロセッサ 

次は、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)です。 これはコンピュータの画像処理にかかわる部分で、画面に表示されるグラフィックス、テクスチャ、画像を処理しています。 最も負荷の高い部分は CPUとRAMで処理されますが、一部のタスクGPUにオフロードされます。

ほとんどのビデオ編集には、少なくとも4 GBのVRAM(ビデオランダムアクセスメモリ)を備えた AMDまたはNvidia のミッドレンジGPUで十分です。 (注:これはメインメモリの一部をGPUが利用する共有GPUメモリではなく、専用メモリであることを確認してください。) ただし、多くの複雑なエフェクトやカラーグレーディング、3Dレンダリングを処理する場合は、可能な限りGPUが必要になります。 高速GPUは、より画質になるわけではなく、レンダリングにかかる時間が短くなります 大量の高解像度ファイル(特に4K360度ビデオなど)を使用る場合、ハイエンドGPUはプロセスをスピードアップし、ファイルを妥当な速度でトランスコードします。  

 

4.  内蔵ストレージ 

最後に、内蔵ストレージです。 これは、コンピュータの長期記憶で、アプリケーションファイルが保存されます 

ビデオ編集では、映像を保存するため外付けドライブが必要になります。 メディアファイルは膨大なのでOSとは別のドライブに保存することで、システムの速度を向上させ、コンピュータに障害が発生した場合の予防策という、2つの役割を果たします。 ただし作業中のプロジェクトアセットを保存し、アプリケーションをスムーズに実行するため、内部ドライブに十分なスペースがあることを確認してください。 少なくとも12TBのスペースを確保できるSSDが理想的です 

結局のところ、ビデオ編集に最適なコンピュータは、その使用方法、納期、予算によって異なります。 最新のコンピュータであればビデオを編集できますが、重要な違いは、編集の速度と効率です。 ポストプロダクションの世界では時は金なりですので、購入できる範囲で最高のものを選んでください 

 

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Cindy Burgess is a Toronto journalist, educator, and entrepreneur with more than 25 years of experience working with video