Avid VENUE | S6L 導入事例 #05:ノドゥルライブハウス

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インタビュー

ノドゥルライブハウス | イムサンヒョン音響監督

こんにちは監督、ノドゥルライブハウスの紹介をお願いします。

ノドゥルライブハウスは、ソウル特別市龍山区二村洞に位置するライブハウスです。漢江大橋の中間に位置するノドゥルライブハウスは、日本のライブハウスに倣って、当日セッティング、当日の公演が可能な環境を構築することに焦点をあてて設計されました。世界標準の音響と照明システムと基本的な楽器(ドラムセット、ギターアンプなど)を標準装備しているので、演奏者が自分の楽器だけを持参してきても、システムを簡単に迅速に準備することができるのです。

また、長期的には国内や海外ツアー旅程を準備する際に、ノドゥルライブハウス内の 「リハーサルスタジオ」 でプリプロダクションを事前に行うことで、ソウルでの公演を皮切りに、ツアーを開始することができます。すべての過程を想定した上で、この空間からライブ活動が生まれていていくことを目標としています。

現在、ノドゥルライブハウスに設置されているメインシステムの説明をお願いします。

ノドゥルライブハウスのメインコンソールは、Avid VENUE | S6L-24Cで、AVB接続を介してPro Tools 64チャンネルレコーディングができるように設置されています。スピーカーシステムは、JBL Professionalスイートで構成しました。メインスピーカーは、14本のA12ライン、JBL Professionalラインアレイ・システム、6本のサブウーファーJBL G28で構成され、フロントフィルは4本のJBMF12で構成されていました。さらに、モニタースピーカーシステムは、8台のJBL M20を装備しました。すべてのスピーカーシステムは、合計15台のCROWN I-Tech4x3500HDアンプを搭載しています。

Avid VENUE | S6L システムを使用して感じたメリットは何ですか?

すでに、世界的に幅広いユーザーが保有していることと、柔軟な構成が可能であることが、Avid S6Lの大きなメリットだと思います。Avid製品ファミリーは、すでにライブ・サウンド会場、レコーディングスタジオ、多目的施設、教会など、幅広いユーザーに使用されていることを知っています。

D-SHOW製品を使ってきたライブ・サウンド・エンジニアだけでなく、Digidesign時代からPro Toolsを使い慣れてきたレコーディング・エンジニアまで、会場を訪問するエンジニアは、新しいサーフェスの操作が未熟であったとしても、D-SHOWの時代から伝統的に受け継がれてきたプリファレンスとワークフローにすでに慣れていて、システムコントロールに素早く適応できます。全スケジュールの約8割がホール公演で行われるコンサートホールの場合でも、当日セットアップや公演が可能な楽器機器と音響システムを構築しました。

コンサートホールに設置されているコンソールをエンジニアが使い慣れていない場合、別のコンソールをセットアップして使用することになりますが、当然セットアップや撤収に時間が掛かってしまいます。そのため、訪れたエンジニアがコンサートホールに設置されているコンソールをそのまま使用できることは、全体の制作日程にも大きく貢献することができます。設置されたシステムを使用してショーファイルを直接ロードすることができるのは、ユーザーと常駐エンジニアがコンソールのセットアップ時間を短縮でき、他の作業に時間を費やせるため、効率を向上することができます。

Pro Toolsと連動し、簡単なマルチトラック・レコーディングやMTCを使用した各デバイス間のタイム同期などの利点を備えたAvid S6Lは、「COVID-19」 により、今まで以上にビデオ制作やコンテンツ制作が活発に行われている制作現場で、最も強力で効率的なコンソールだと思います。

ライブミックスで最も重要なことは何ですか?

私は、長時間の鑑賞が可能な適切なレベルのメンテナンスとローエンドでオーバーフローしないように注意を払う方です。以前は、野外での大音圧とパンチの効いた感じに魅了されていたので、大音圧とローエンドを表現しようとしました。しかし、今では観客が自然に長時間、音楽を楽しめるような心地良い音のバランスを作りたいと思っています。

良いミックスは、美味しい料理に例えることができると思います。私の料理を10人に振る舞うとき、半数以上の方に美味しいという評価を受けるべきです。

これは、多種多様にすることではなく、多くの共感できるジャンルとその観客の性格や雰囲気にあった適切なレベルの適切な音のバランスを維持することが重要なのだと考えています。
また、壮大な話ではなく、本物の定量的に正しいプロセスで、十分に表現可能なことです。

各音源の特性に応じた適切なマイク収音による「本物(完全な品質)の維持」。次に、これを使用するのに適したエネルギーに増幅する「量の維持」。精度は、未然に防ぐ場合に可能であると考えています。

監督、最後に一言お願いします。

「漢江大橋の下にある小さな島ノドゥルライブハウスは、ポピュラー・ミュージック・ベースの複合文化空間として、常に皆さんとお会いできることを期待しています。一日も早くCOVID-19が収束することを願って、今後もさまざまな公演で訪れたいと思っています。」

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